「お気に入りのシューズ、まだ履けるかな?」
ランニングを続けていると、ふと不安になってきますよね。
見た目はまだキレイでも、
実は中身は限界を迎えている…なんてこともあるんです。
お気に入りのシューズは替えたくないし
でもそろそろ替え時かも…と思うかもしれません。
では実際、ランニングシューズはどれくらいの距離を一緒に走ってくれるのでしょうか?
こちらの記事では中高で陸上部だった経験、そして大人になった今も定期的に走っている社会人ランナーとしてランニングシューズの寿命、買い替えの目安やチェック方法をお伝えします。
ランニングシューズの寿命はどれくらい?

一般的に、ランニングシューズの寿命は 500〜800km と言われています。
ただしこれはあくまで目安。
体格や走り方、走る場所や頻度によって変わってきます。
たとえばミズノでは「およそ600kmでの買い替え」をおすすめしているそうです。
初心者ランナーが週20km走るとすると、
だいたい 7〜8ヶ月ほど でシューズの寿命が来る計算になります。
さらに知っておきたいのは、
シューズは走るたびに少しずつ機能を失っていくということ。
実際、
約800km走るとクッションシューズの衝撃吸収力は
当初の70%ほどに低下する
と報告があるのだとか。
膝への負担を減らすために
クッションシューズを選んでいる方にとっては、
この変化は大きな問題。
距離を重ねるにつれて
膝に違和感を感じやすくなるのはこのためです。
また、使い古された インソールのわずかな変形も見逃せません。
体のバランスに影響し、膝や関節に負担をかける原因になることもあります。
ランニングフォームが崩れやすくなり、
知らず知らずのうちに痛みや不調につながることもあるんです。
また、走行距離が少なくてもシューズの素材は経年劣化します。
製造から 2〜3年経つと、
クッション性が落ちている可能性もあるため、
距離だけでなく使用期間も意識しておきましょう。
私などすっかり間が空くようになってしまい
期間を気にしなくてはいけないです。
距離の目安やすり減り方をチェック!
またランニングシューズの替えどきは
「距離」だけで判断するのではなく、
シューズの状態や履き心地の変化も大切なサインになります。
靴底(アウトソール)の摩耗は大事なチェックポイントです。
すり減ったシューズはグリップ力が落ち、
滑りやすくなります。
特に雨の日の路面やトレイルランなど、
不安定な環境では転倒リスクが高まるので
そういった面でも注意が必要です。
ランニングシューズの寿命:距離の目安
シューズの寿命を見極めるために、まずは走行距離を把握しておきましょう。
アプリやスマートウォッチを使えば自動で記録できますし、ノートに手書きで残すのも◎。
記録しておきたいポイントは:
- シューズのモデル名
- 購入日
- 走った路面(アスファルト/トレイルなど)
- 天候や体調
- その日のペース
こうして振り返ることで
「このくらい走るとシューズが限界を迎えるんだな」と、
自分だけの目安が見つけやすくなります。
ランニングシューズの寿命:すり減り方をチェック!
距離だけでなく「見た目」と「履き心地」からも替えどきを判断しましょう。
チェックしたいポイントは大きく3つ。
- アウトソールの削れ
ソールが片側だけ極端にすり減っていたら、
フォームが崩れる原因に。ケガのリスクも高まります。 - アッパーの損傷
破れやほつれ、購入時よりも緩さを感じたら寿命のサインです。 - クッション性の低下
ミッドソールにシワや凹みが出てきたらクッション性が落ちています。
新しいシューズと履き比べると違いが分かりやすいですよ。
また、走っていて
「以前より足が重い」
「衝撃がダイレクトに伝わる」
と感じたら、
それも重要なシグナル。
違和感を放置すると
ケガにつながることもあるので、
無理せず買い替えを検討しましょう。
社会人にも役立つ陸上関連の記事、参考にしてください
「中学生の陸上部向けのおすすめ陸上用腕時計は?ラップ機能もあって安い時計5選!」
「中学生陸上部で長距離におすすめのシューズは?規定もチェック」
ランニングシューズの寿命はどれくらい?距離の目安やすり減り方をチェック!まとめ
まとめると、ランニングシューズの寿命は
「距離・見た目・履き心地」の3つで
見極めるのが安心です。
お気に入りのシューズと長く走るためにも、
定期的にチェックして、
体を守ってあげてくださいね。