中学生が陸上部で短距離選手におすすめのシューズはどれがいいのでしょうか?
こちらの記事では中高で陸上部だった経験から陸上部に欠かせないシューズの選び方をお伝えします。
練習用と大会用を分けるのか?
陸上部なら知っておきたいシューズの規定
など知っておきたい情報とともにお届けします。
この記事では耐久性が高く比較的安価なコスパのいいシューズなども紹介しています。
中学生陸上部で短距離におすすめのシューズは?

中学校や高校へ入学し、陸上短距離種目(100m・200m・400m)を始めるなら、陸上短距離選手の練習用ランニングシューズであるアップシューズを準備してみるのがおすすめです。
最初はアップシューズだけでいいでしょう。
そのうちに大会でなどでは靴底にスパイクピンが付いた陸上スパイク(短距離スパイク)を使うようになります。
より速いタイム、より高い順位を目指す中・上級者の選手になったらアップシューズに加えて、陸上短距離専用シューズであるスプリントトレーニングシューズを用意する、という流れになります。
アップシューズ
アップシューズは本練習前後のウォーミングアップとクールダウンで着用する練習用シューズです。
主にジョグ、体操、ストレッチ、流し、ドリルなどで履きます。
さらに、シーズンオフの冬季練習では走り込みが多くなるため、本練習であってもスパイクではなくアップシューズを重宝する場面が多くなります。
トレーニングシューズ
トレーニングシューズ(スプリントトレーニングシューズ)は、陸上短距離選手用に特化したシューズで、スパイクに近い接地感を得られるのが特徴です。
ドリルや流しで地面をしっかりと押し込む感覚を得るために使ったり、冬季練習での走り込みでスパイク代わりとして使ったり、ウエイトトレーニングで使ったりするのに最適です。
クッション性は劣るため、足に負担がかかりやすいです。
常には使わずアップシューズとの併用が絶対条件です。
中学生陸上部で短距離におすすめのアップシューズ-選び方のポイント
陸上競技でのシューズ選びは非常に重要です。
特に短距離走では、シューズの特性がパフォーマンスに大きく影響します。
気にするポイントはいくつかあります。
- 軽さ:短距離走ではスピードが求められるため、シューズはできるだけ軽いものが良いです。200g程度のシューズが良いでしょう。
- フィット感:足にぴったりとフィットするシューズを選ぶことで、走る際の無駄な動きを防ぎ、効率的な動きが可能になります。
- グリップ力:スタートダッシュやカーブでの安定性を確保するために、グリップ力が高いシューズが必要です。
- クッション性:短距離走でも足への負担を軽減するために、適度なクッション性があるシューズが望ましいです。
- デザイン:やっぱり好みのデザインはモチベーションを高めます。
中学生陸上部で短距離におすすめのアップシューズ-厚底と薄底の違い
薄底シューズ
- 特徴:軽量で地面との接触感が強く、ダイレクトな走り心地。
- メリット:スタートダッシュや短距離のスピードを重視する競技に向いています。比較的安いので、初心者にもおすすめ。
- デメリット:クッション性が低いため、長時間の使用や長距離には向いていません。
短距離走やスピードを重視する競技には軽量で接触感が強い薄底シューズが向いています。
厚底シューズ
- 特徴:クッション性が高く、足への衝撃を軽減します。
- メリット:中長距離のランニングや、トレーニングで足を守りたい場合に適しています。
- デメリット:重い、ケリ感が減るため短距離には向いていません。
長距離走や足への負担を軽減したいトレーニングにはクッション性の高い厚底シューズがいいですね。
長距離用のシューズは別の記事、「中学生陸上部で長距離におすすめのシューズは?規定もチェック」で解説しています。
選ぶ際には、自分の競技スタイルやトレーニングの目的に合わせてくださいね。
中学生陸上部で短距離におすすめのアップシューズ-買い替えタイミングは?
身一つでお金がかからないと思いきや意外と陸上部はお金がかかります。
シューズはかなりの消耗品です。
短距離シューズはダッシュなどのハードなトレーニングに使うため負担がかかりやすく、耐久性の高いモデルでも一定期間経過したら買い替えは避けられません。
買い替えのタイミングはこちらを目安に。
走りの相棒であるシューズをこまめにチェックしましょう。
買い替えのタイミング目安
- クッションが潰れた
- すべりやすくなった
- かかとのカップやプレートが破損した
このような状態になってしまったシューズは要注意!
履き続けると思わぬ怪我につながる恐れがあります。
なによりベストなパフォーマンスが発揮できません。
ぜひ新しい短距離シューズに買い替えてください。
ソックスやインソールなどのランニンググッズもチェック
シューズを購入したら、合わせてランニングソックスなどの小物もチェック!
これらのアイテムにこだわるだけでも、フィット感などにつながりパフォーマンスが大きく変化します。
また、シューズの微調整にはインソールの使用がおすすめです。
ランニング用のソックスやインソールも種類が多いので、自分に合ったものを選びましょう。
中学生陸上部で短距離におすすめのアップシューズ-5選

以上を踏まえて中高生の足に適した、陸上部で使いやすいアップシューズをまとめました。
厚底シューズに比べて薄底は比較的安めなのがありがたいですね!
アディゼロ ジャパン 8 / Adizero Japan 8(アディダス)
特徴:
- 軽量性:高い軽量性を持ち、スピードを重視した設計。
- クッション性:BOOSTフォームを使用しており、優れたクッション性とエネルギーリターンを提供。
- フィット感:足にしっかりとフィットし、安定性を確保。
- 用途:短距離から中距離、さらにはマラソンまで幅広く対応。
TARTHER RP 3 / ターサー RP 3(アシックス)
特徴:
- 軽量性:非常に軽量で、短距離走に適したデザイン。
- グリップ力:高いグリップ力を持つソールで、安定した走りを実現。
- クッション性:適度なクッション性を持ち、足への負担を軽減。
- 用途:主に短距離から中距離のランニングやレースに適している。
WINDSPRINT 3(アシックス)
特徴:
- スプリント向け設計:短距離スプリントに特化したデザイン。
- 軽量性:非常に軽量で、スタートダッシュに優れる。
- フィット感:足にしっかりとフィットし、抜群の安定性を提供。
- 用途:短距離走、特にスプリントに最適。
ビルトトレーナー 2(ミズノ)
特徴:
- 耐久性:高い耐久性を持ち、長時間のトレーニングに対応。
- クッション性:優れたクッション性を提供し、足への負担を軽減。
- フィット感:足にフィットし、安定性を確保。
- 用途:トレーニング用シューズとして、日常のランニングやウォームアップに適している。
レーシングスター SP(ミズノ)
特徴:
- スプリント向け設計:短距離スプリントに特化したデザイン。
- 軽量性:非常に軽量で、スタートダッシュに優れる。
- グリップ力:高いグリップ力を持ち、安定した走りをサポート。
- 用途:短距離走、特にスプリントに最適。
中学生陸上部で短距離におすすめのシューズまとめ
中学生陸上部の短距離選手にとって、シューズ選びは非常に重要です。
薄底シューズは軽量でスピードを重視する競技に向いています。
またシューズにしては比較的安価なものが多いので、初心者にもおすすめです。
厚底シューズはクッション性が高く、トレーニングや中距離走に適しています。
この記事で紹介したおススメシューズを参考に、自分に合った一足を見つけて、陸上を楽しんでもらいたいなと思っています。
競技で最高のパフォーマンスを発揮してくれたらうれしいです。