中学生陸上部で長距離におすすめのシューズは?規定もチェック

暮らし・生活
リンクの一部にAffiliateLinkが含まれる場合があります。

中学生が陸上部で長距離選手におすすめのシューズはどれがいいのでしょうか?

こちらの記事では中高で陸上部だった経験から陸上部に欠かせないシューズの選び方をお伝えします。

練習用と大会用を分けるのか?
陸上部なら知っておきたいシューズの規定

など知っておきたい情報とともにお届けします。

この記事では耐久性が高く比較的安価なコスパのいいシューズなども紹介しています。

中学生陸上部で長距離におすすめのシューズは?

中学生長距離陸上選手におすすめのシューズの選び方を紹介します。

長距離陸上選手(中学生)に必要なシューズの数はいくつ?

学校でのランニング練習において、効果的なトレーニングを行うためには、様々な種類のランニングシューズを適切に使い分けることが重要です。

3足のシューズを使いわけるといいでしょう

ではその内訳を説明していきますね。

練習と試合において最適なランニングシューズを選ぶことで、快適かつ効果的なトレーニングが可能となります。

学校の陸上競技部で中距離種目(800m・1500m)や長距離種目(3000m・5000m・10000m・3000mSC)では、「ランニングシューズ」の準備が必須です。

中学生駅伝を走る場合は男子3キロ(3000m)、女子2キロ(2000m)または3キロ(3000m)を走ります。


陸上競技用スパイクはレース時に使いますが、トレーニングや駅伝のような試合外の走行では、スパイクは足への負担が大きく、土のトラックやロードでは使いにくいため、主にランニングシューズが活躍します。

このため、中距離や長距離を走る陸上選手にとってランニングシューズは非常に重要で、日々のトレーニングや駅伝大会での勝負シューズとして使われます。

以下は、中学生陸上部に必要なシューズの数は3足思うといいでしょう。
3つの靴の種類とその使い道は以下の通り。

  1. 普段靴:
    • 学校への通学用で、クッション性が優れているものが適しています。
    • ランニングシューズでなくても構いません。通学時の快適さを重視しましょう。

      これはなんでもいいのですが部活用のシューズと分けたほうがいいため、あえて3足としました。
  2. トレーニングシューズ①:
    • 学校の練習前に使用し、アップやジョグ、流し走りなどの軽い活動に適したものを用意します。
    • 練習中の足への負担を軽減するため、軽量で200g程度のシューズが良いでしょう。
    • 足に優しく、長時間のトレーニングにも適しています。
  3. トレーニングシューズ②兼大会用シューズ:
    • 心肺強化、筋力強化につながるスピード練習や試合時に使用し、寿命は半年ほどと考えます。
    • レーシングのための靴で、速さを追求するためには170g以下の軽量モデルがおすすめです。
    • レーシング時のスピードとパフォーマンスを最大限に引き出す効果があるものを選びます。

長距離陸上選手(中学生)におすすめのシューズの選び方は?

ではどのようなものを選んでいけばいいのでしょうか?

陸上選手の中距離、長距離用ランニングシューズには大きく2つの種類があります。

先ほどのトレーニングシューズ①トレーニングシューズ②兼大会用シューズは同じものを2足ずつ用意するという意味ではなく、それぞれ目的の違うシューズとなるため別のものをそれぞれの観点で選ぶとよいでしょう。

  1. トレーニングシューズ:
    • 毎日の練習に使用するためのシューズで、軽量で反発性がありつつも適度なクッション性と耐久性が特徴のものを選びます。
    • 初心者でも手軽に購入でき、トレーニングから駅伝やロードレースまで汎用性が高いものがおススメです。
  2. レーシングシューズ:
    • 大会本番で使用する勝負シューズで、トレーニングシューズよりも軽量で反発性が高いものの、安定性やクッション性は犠牲にされることがあります。
    • 高速での走行をサポートし、スピード練習やポイント練習にも適しています。

また、レーシングシューズには「薄底」と「厚底」の2つのタイプがあります。

  1. 薄底:
    • トラック競技から駅伝、冬のマラソンまで広く利用可能。
      トラック競技(800M以上)でもスパイク代わりとして使用できます。
    • 接地感が強く、地面との距離が近いため、安定性があります。
  2. 厚底:
    • 駅伝や大会で人気があり、カーボンプレート搭載で爆発的な推進力や高い衝撃吸収性が特徴です。
    • フォアフット走法を前提とした上級者向けで、トレーニングが必要ですが、履きこなすと通常のレーシングシューズよりも優れた反発力を得られます。

靴の手入れのポイント

  • 靴は定期的な手入れが必要です。汚れやすい練習靴は洗う際に使う予備の靴があると便利です。
  • 練習靴に予備があれば、交互に使うことで寿命を延ばし、経済的にもメリットがあります。
  • ランニングシューズを使う頻度にもよりますが、最低でも三ヵ月に一回は洗うとよいでしょう。

長距離陸上選手(中学生)におすすめのシューズは?

中学生陸上部におすすめのシューズを挙げていきます。

それぞれのポイントとシューズの特徴を考慮しながら、自分のニーズに合ったシューズを選んでくださいね。

長距離陸上選手(中学生)におすすめのトレーニング用シューズ

  • トレーニング用シューズのおすすめ:アシックス ライトレーサー4
    • 軽さ、反発、安定性、クッション性、耐久性がバランスよく備わったモデル。
    • FLYTEFOAM PropelやTRUSSTICテクノロジーなど機能が充実。
    • 短距離・長距離どちらのトレーニングにも使える。
    • 初心者や中学・高校生に最適。
  • トレーニング用シューズのおすすめアシックス ハイパースピード2
    • アシックスが中距離選手、長距離選手のために開発したトレーニングシューズです。
    • クッション性とライド感が優れている。
  • トレーニング用シューズのおすすめ:アディゼロ RC 4
    • アディダスの高コスパモデルで、軽量性とグリップ力に優れたシューズ。
    • LIGHTSTRIKE EVAやTORSION RODSを搭載し、スピード練習に適している。

長距離陸上選手(中学生)におすすめの大会用シューズ

  • 大会用シューズのおすすめ:エアズーム ライバルフライ3
    • ナイキの中長距離用シューズで、Zoom Airバッグとクシュロン素材を搭載。
    • 反発性があり、ロング走でも快適に使用可能。
  • 大会用シューズのおすすめ:ナイキ ズームXヴェイパーフライネクスト%2
    • ナイキの王者であるズームXヴェイパーフライネクスト%2は、厚底の大本命。
    • ZoomXフォームとカーボンファイバープレートで圧倒的な速さを実現。
  • 大会用シューズのおすすめ:ナイキ ズームフライ5
    • ナイキのヴェイパーフライシリーズの廉価版であり、トレーニングや練習用に最適。

長距離陸上選手(中学生)におすすめのコスパと実用性最強シューズ

中学生の部活ではシューズのほかにもウインドブレーカーなど様々な部分でお金がかかってきますね。

そんな中、消耗品であるシューズも高価格で途方に暮れることも多いはず。

そこで部活動のシューズにぴったりなお手頃価格で耐久性の良い駅伝シューズもまとめました。

以上を踏まえた最強コスパおススメシューズです。

トレーニングシューズ:アシックス ライトレーサー4

  • 軽さ、反発、安定性、クッション性、耐久性がバランスよい優等生
  • 短距離・長距離どちらにもにも使える。
  • 初心者や中学・高校生に最適。

トレーニングシューズ:アシックス ハイパー スピード 2

  • アシックスのハイパースピード2は7000円~9000円とお手ごろな値段で買えます。
    さらに耐久性も優れていてコスパは最強クラスです。
  • META SPRRDのデザインを受け継いだトップレーシングシューズ。
  • 本格的な陸上部向けで、カーボンレーシングシューズの練習用にもおすすめ。
  • 重量: 205g(27.0cm) · 厚さ: 30mm と厚底シューズを試したい方にピッタリ。

レーシングシューズ:エアズーム ライバルフライ3

  • 軽さと安定感が特徴の「厚底風」シューズ
    履いてみると地面にしっかりとした接地感があり、ブレなく安定して走れます。

    「軽さ」と「フィット感」も特徴です。

    ジョギングや軽いスピード走行にも適しており、脚のテンポよい回転を実現。

    走行時に快適な感触を提供。クッションはやや硬めな分着地時の安定感がしっかり。

    ただ柔らかいクッションを求めるランナーにはやや硬すぎるかもしれないのでそこは見極めが必要です。
  • 重量:約231g / (片足26.5cm). 靴底厚さ:24mm
  • コストパフォーマンスが最強!

    耐久性があり、長く履き続けられる上にランニングシューズにしては手頃な価格。

    消耗品であるランニングシューズにおいて、安さと耐久性が魅力。

長距離陸上選手(中学生)におすすめのシューズ:購入時の注意

シューズ選びの際試着はしたいところです。

フィット感は店舗で自分の足で試すのがいいでしょう。

近くにないなどの理由でネットで購入するときは、同じ競技や同じサイズの口コミを参考にするのがおすすめです。

「足の甲が低い・幅が狭い」
「指の付け根が痛い(圧迫される)」

などメーカーやもモデルごとの特徴があります。

自分の足の特徴もあるでしょう。

自分に合ったシューズが見つけられるよう下調べもしておくといいですね。

長距離陸上選手(中学生)におすすめのシューズ:規定もチェックして選ぼう

最後に、シューズの規定にも目を通しておきましょう。

陸上競技場での大会に関する「WA規則TR5」(テクニカルルール第5条)」は絶対に守らないといけません。

ソール厚みの規定

800m未満:ソール厚み20mm以下

800m以上:ソール厚み25mm以下



このため、トラック競技では一般のランニングシューズや厚底は使用不可です。

駅伝やロードレースでは規程が緩いため、普通のランニングシューズや厚底のカーボンシューズも利用可能です。

公認競技会では各競技においてシューズの靴底の厚みが定められています。

これに違反すると失格となり、記録も認められません。

競技による靴底の最大厚さを確認し、注意が必要です。

駅伝用にシューズを使う場合はそこまで気にしなくていい規定となります。

駅伝と普段の大会を併用して使いたい場合は目を通しておきましょう!

中体連での規定

中体連での規定は全国中学生陸上競技大会の規定を基に作られています。

以下の画像は全国中学生陸上競技大会(中体連)のシューズ規定から引用しました。

日本陸上競技連盟公式サイト
https://www.jaaf.or.jp/about/resist/technical/shoes/

長距離陸上選手(中学生)におすすめシューズまとめ

中学生陸上部のシューズのおすすめや注意点について解説しました。

シューズを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

  1. トレーニングシューズとレーシングシューズをそれぞれで分けて購入:
    • トレーニングシューズは毎日の練習に使用するためのシューズで、軽量で反発性がありつつも適度なクッション性と耐久性を重視する。
    • レーシングシューズ:大会本番で使用する勝負シューズで、トレーニングシューズよりも軽量で反発性が高いものを選ぶ。その際多少安定性やクッション性は犠牲にしても良い。
  2. 靴底の厚さ規定内のシューズを選ぶ:
    • 800m未満はソール厚み20mm以下、800m以上は25mm以下を順守する
  3. 軽量性の高いシューズを選ぶ:
    • 比較的軽いシューズを選ぶことで、速いスピードで走りやすくなる。
    • 薄底軽量モデルはピッチを上げるのに効果的。

      特にタイムを重視するランナーにはおすすめです。
  4. 競技にあったシューズを選ぶ:
    • 短距離種目では反発性を、長距離ではクッション性も考慮しましょう。
    • 厚底シューズを使う際は規定を意識しましょう。



成長過程にある中学生のシューズ選びは大人とは違う観点が必要になります。

足の形の成長や、サイズの成長も考慮してあまり高価なシューズは選ばない方がいいでしょう。

中学生陸上部に合ったシューズ選びの参考になればと思います。

中学生陸上部が長距離選手が結果を出すなら?

ちょっとだけ持論を展開します。

まだスタミナの少ない中学生で長距離をやる際は日ごろからどれくらい走っているかが大事です。

基礎体力を築くために、毎日の練習でコンスタントに走ることが重要です。
短い距離から徐々に距離を伸ばしていくことで、体が慣れていきます。

それに走るだけでなくて筋トレやストレッチ、柔軟性を高めるトレーニングも取り入れることが大切です。

スケジュールを計画し、短距離のスピードワークや長距離の持久力トレーニングをバランスよく組み込むのがいいですね。

どのスポーツにも当てはまることですが、上達するために道筋を立てて計画を練りそこに向かって実行していくという一連の流れを自分で考えたり先生にアドバイスを求めたりすることはとてもプラスに働き、人間として大きく成長します。

部活では体力や運動センスが磨かれます。

部活仲間との交流は社交性を磨きます。

とても良い時間を過ごしていると思うのでますます頑張ってほしいです。

長距離走を早く走るのに役立つ走り方呼吸法、練習法のTIPSも紹介しています。

苦手な人向けに書きましたが、
長距離走をする人みんなに通じる方法ですので併せてどうぞ。



こちらの記事がお役に立てば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました